品質確認試験検査 menu
アンカーピンは、建築構造物の外壁タイルなどの仕上げ層を、樹脂被膜で一体化固定する際に躯体に締付けて使用する締結具を指します。上層である外装と、樹脂層などの下層の自重を保持する規定に則した耐力を、設置したアンカーピンが有しているかを試験で確認します。
引張強度試験の対象となるアンカーピン
対象となるアンカーピン
試験体サイズに適合するアンカーピン引張強度試験治具(アンカーアタッチメント)を選定します。
A.RT-3000LD(本体)
B.プリンター
C.センターシャフト(SET)
D.アンカーアタッチメント
設置してあるアンカーピンを少し緩めて、アタッチメントがかかる隙間を確保します。
緩い場合はドライバー等で軽く締付けます。
センターシャフトを取付けます。
脚のネジで本体とセンターシャフトが直交するように調節します。
※壁面、高所などでの作業時は機材脱落に十分注意し、場合によっては脱落防止措置をとる必要があります。
測定表示部、プリンターの電源をONにします。
機材設置完了
測定表示部の操作ボタンで設定荷重値を入力します。
ゼロ調整ボタンを長押ししてゼロ調整をおこなった後、試験を開始します。
本体のナットにレンチをセットして“負荷側”にゆっくり回転させて加圧します。
※設定荷重値に到達するとアラームが鳴ります。
プリンターの印字ボタンを押すと日付、荷重値などを印字したレシートを出力します。
本体のハンドルを“戻し側”にゆっくりと回転させ、減圧します。
引張強度試験機を撤去し、試験アンカー及びコンクリート(母材)に以上がないか確認をおこないます。異常がなければ、引張強度試験終了となります。
引張強度試験完了
アンカー引張強度確認試験機小型・軽量設計で扱いやすい
小柄軽量設計で、操作性が高いシリンダー型試験機
大型径対応、小型軽量油圧式アンカー引張強度試験機
品質確認試験検査
せん断試験機使用手順
閉じる