金属系拡張アンカー耐力検討書(非構造用)

本サイトの計算プログラムによる算定結果は、ご検討用としてご使用ください。
本プログラムは、参考用ツールとして提供しており、計算書に関するご質問など、
電話でのお問い合せはご遠慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。

本計算書は、(一社)日本建築学会刊行「各種合成構造設計指針・同解説 2010年改訂版」に記載されている”資料5 金属系拡張アンカーボルトの設計”に基づき以下に検討を実施する。

1.あと施工アンカー設計条件

項 目 入力項目 単位 メッセージ
① アンカー種類 [入力項目]
 
② アンカーサイズ [入力項目]  
③ 本体材質 [入力項目]    
④ 本体全長 [入力項目] [単位]mm  
⑤ 本体外径(D) [入力項目] [単位]mm 下記特記事項参照
⑥ 接合筋材質 [入力項目]   ※アンカー本体と接合筋の考え方を見る
⑦ 接合筋サイズ [入力項目]  
⑧ 穿孔呼び径 [入力項目] [単位]mm  
⑨ 穿孔長 [入力項目] [単位]mm  
⑩ 有効埋込み長 [入力項目] [単位]mm
⑪ コンクリート設計基準強度 [入力項目] [単位]N/mm2
⑫ コンクリート種類 [入力項目]    
特記事項
1. 縁端距離(へりあき、はしあき)及びアンカーピッチによる影響を受けないあと施工アンカー1本について検討する。
2. 本体外径はアンカーメーカによって異なる場合がある。
3. 金属系拡張アンカー本体各部の最小断面積 (3項 sca1)はアンカーメーカによって異なる場合がある。

2.構造規定

コンクリート設計基準強度  18N/mm2 ~ 30N/mm2
アンカーサイズ 定着部のねじ外径: 9mm ≦ φX ≦ 20mm
有効埋込み長さ 非構造用 L ≧ 3.0D  (D : アンカーボルト軸径の直径:本体の直径)
アンカーピッチ 7.5D 以上、 かつ 600mm 以下
ゲージ 5.0D 以上
へりあき 40mm 以上
はしあき 100mm 以上

注意: 上記構造規定を満足しない場合などは、検討結果は参考値とする。

3.あと施工アンカー 許容引張耐力の検討

既存コンクリート中に定着された金属系拡張アンカーボルト1本当りの許容引張力paは下式にて算定される値とする。

pa min(pa1, pa2)
pa1 φ1sσpasca
pa2 φ2・αccσt・Ac

記号

pa : 金属系拡張アンカーボルト1本当たりの許容引張力
pa1 : 金属系拡張アンカーボルトの降伏により決まる場合のアンカーボルト1本当たりの許容引張耐力
pa2 : 定着したコンクリート躯体のコーン状破壊により決まる場合のアンカーボルト1本当たりの許容引張耐力
αc : 施工バラツキを考慮した低減係数であり許容耐力を算定する際に使用(αc=0.75)
φn : 低減係数で表1の値を用いる ( n = 1 , 2 )
表1-低減係数
  φ1 φ2
長期荷重用 2/3 1/3
短期荷重用 1.0 2/3

sσpa : 金属系拡張アンカーボルトの引張強度 sσpa sσy1 or sσy2  
sσy1 : 金属系拡張アンカーボルトの降伏点強度であり、材質が明確でない場合、
SS400の規格降伏点強度
sσy1
N/mm2
sσy2 : 接合筋の降伏点強度 sσy2
N/mm2
sca1 : 金属系拡張アンカーボルト本体各部の最小断面積 sca1
mm2
sca2 : 接合筋のねじ部有効断面積 sca2
mm2
sca : min ( sca1 , sca2 ) sca
mm2
cσ : コーン状破壊に対するコンクリートの割裂強度
cσ = 0.31×√Fc
ただし、軽量コンクリートを用いる場合は、cσの90%の値とする
cσ
N/mm2
Fc : コンクリートの設計基準強度または既存コンクリートの実強度 Fc
N/mm2
D : アンカーボルト軸部の直径 D
mm
L : アンカーボルトの有効埋込み長さ
(母材面 ~ アンカー拡張部先端)
L
mm
Lce : アンカーボルトの強度算定用埋込み長さ
L < 4D : Lce = L   L ≧ 4D : Lce = 4D
Lce
mm
   
       
Ac : コ-ン状破壊面の有効投影面積
π・Lce・(Lce+D) = π×30×(30+13.8)
Ac
mm

4. 検討結果

□□ 金属系アンカー1本当たりの終局引張耐力 □□

pa1 min( sσy1 x sca1, sσy2 x sca2 )
N
kN
pa2
N
kN
終局引張耐力は、   pa = min ( pa1, pa2 )  
kN  

■□ 金属系アンカー1本当たりの長期許容引張耐力 □■

LTpa1
N
kN
LTpa2
N
kN
長期許容引張耐力は、   LTpa = min ( LTpa1, LTpa2 )  
kN  

■■ 金属系アンカー1本当たりの短期許容引張耐力 ■■

STpa1
N
kN
STpa2
N
kN
短期許容引張耐力は、   STpa = min ( STpa1, STpa2 )  
kN  

アンカー本体と接合筋の考え方

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