コンクリートコア(テストピース)
抜取りの要点

1.コア直径の選択

通常はφ100で壁厚が薄い場合は、φ75以上が必要です。

※ 最低でも、最大骨材寸法(通常、最大骨材 25㎜)の3倍以上必要になります。

2.コアの長さ

直径に対して高さ(長さ)は、通常1:2以上必要ですが、躯体との兼合いで難しい場合は最低でも1:1.5以上必要です。

壁厚などが薄い場合は、コア直径を小さくしてください。

例:直径100㎜に対して最低でも高さ(長さ)150㎜程度

例:直径75㎜に対して最低でも高さ(長さ)120㎜程度

※ テストピースを成形した時点で1:1より小さくなってしまうと圧縮試験することができません。

3.コア抜取りについて

コア抜取り位置については、壁などではw/cの関係で部材下部に比べて上部の方がブリージング等でw/cが高くなっていることが考えられるため、1.2m~1.5mの高さで抜取ることをおすすめします。

コアの穿孔スピードは、トルクを一定にしてコア側面が平滑になるようにしてください。

4.鉄筋について

コア抜きを行う場合、鉄筋探査をお勧めしますが、条件等で出来ない場合や仕方なく鉄筋が絡んでしまう場合は、コアの中央に鉄筋が来るように抜いてください。

※ 圧縮試験時に偏心荷重防止のため。

※ 異物(木片やジャンカ)等があると圧縮試験できません。

5.中性化について

側面による中性化測定になりますので、抜取り後すぐにラッピングフィルムを巻き密封してください。
また、テストピースの側面に抜取り方向(筒先・筒元または室内・室外など方向がわかるように)、抜取り位置をマジック等で記入してください。

コンクリートコア(テストピース)抜取りの要点

6.依頼書の記入

依頼書を利用し必要事項を記入してください。
耐震調査などの場合、建物の履歴(供用年数、設計基準強度など)について分かる範囲で出来るだけ記入してください。

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